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キャリアを活かし、「広報」として鳥取へUターン転職。
総務部 広報
Kさん 2020年9月入社
―Axisに入社する前の経歴について教えてください
大学卒業後、機器メーカーで営業を2年弱経験しました。地方支店勤務だったこともあり、多くのお客様と出会い、失敗も成功も含めて後々の糧となるような経験をしました。その後、学生時代に参加していたボランティア団体の日本支部に転職しました。入社後、聞いていた業務とは違うポジションで人が必要と言われ、はじめて「広報」の仕事に携わりました。7年間、活動の認知拡大を目標にメディアとの関係作り、イベントの企画・運営など目まぐるしい中にも、他にはないやりがいを感じていましたが、無理がたたって体調を壊してしまい、少人数で大きな事業を担う団体にいることを断念しました。前職では留学事業の会社のマーケティング部門で広報をしていましたが、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、会社の事業が傾いていくのを感じ、将来を考え転職を考えていたところ、アクシスと出会いました。
―入社のきっかけを教えてください
鳥取に帰りたいという思いがとても強かったわけではありません。新型コロナウィルス感染症拡大の影響が大きいと感じています。これまで、広報職でキャリアを積んできたので、これからも広報をしていきたいとは考えていた際、アクシスを知り、「鳥取にある会社で、広報の仕事ができる」というのは一つの選択肢としてありだと考え、採用試験に臨みました。
―鳥取で広報職となると、なかなかないイメージがありますがいかがでしたか?
実は数年前に鳥取に帰ることを考えて、ハローワークで広報の仕事を探したことがあります。その時に対応してくださった方に「広報って具体的に何をするんですか?」と聞かれて、仕事自体理解していただけてはいなく、職種の認識もされていないということは、そもそも鳥取で広報職として働くことは難しいだろうと、当時は鳥取に帰ることを断念しました。
―アクシスの仕事のやりがいや、面白いと感じている部分を教えてください
面接時、「今の広報は、何をやっていいか分からず、何もできていない状況」と伺いました。この1年を振り返ると「広報」の仕事を理解していた人が、当時の部署には存在していなく、社内でも若干イベント屋さんという認識でした。入社してしばらくは「広報」が部署としてあることの価値を社内に認知してもらうことが課題と、そこに使命感がありました。
―入社後一番厳しかったこと(辛かったこと)、それを乗り越えるために実施したことは?
当時の上司にとって「広報」が「広告」という意味合いが強く、価値観の違いをどう埋めるかが難しい部分でした。広報としては、メディアなど第三者を通じて、アクシスの事業や取り組みを報じてもらうことに重きを置いていたので、ズレを整理していくことは苦労したと思います。 そのような中で、ある時社長に「これまでのように広告を出稿することから方向性を変えたい」という話をいただきました。私自身は「プレスリリースを配信して、取材してもらいたい」と考えていたので、今後の方向性が見えた瞬間でした。それ以降は、広告は必要性を考えての出稿にとどめ、プレスリリースの配信を多くし、各社への依頼を継続することで、テレビ、新聞といったメディアでの露出を多くする取り組みに集中することができたと思っています。「アクシス」という社名の認知が高まるだけでなく、どのような事業をしている会社なのかを継続して報じていくことが必要だと感じています。
―今後挑戦したいことを教えてください
この1年、東京で経験してきたことが全て通じるわけではないというジレンマもありながら、メディアとの関係性を少しづつ構築してきました。その実績もあるので、アクシスが今後取り組んでいくことを広く報じるという意味で、できることがたくさんあると考えていますし、継続していきたいです。一方で課題として感じているのは、社内広報です。社長就任から9年という短期間で大きく成長を遂げてきた反面、帰属意識が薄れていること、経営陣と現場の距離感という課題は、今後組織が変化するにつれて大きくなっていくと感じています。そこにどう取り組んでいくのかは広報して重要な課題だと考えています。