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6年間の人との出会いに支えられている日々
バード事業部 事業部責任者
Kさん 2016年 中途入社
アクシス初の個人向けサービス「超地域密着型生活プラットフォーム バード」のサービスの企画・開発全般を担う事業部の責任者として、幅広い業務を担当
ー6月に「バード」がスタートしました。最初に構想を聞いた時はどのようなことを感じましたか?
最初に話を聞いた時は「面白い」と直感しましたね。それが実現できた鳥取の生活を想像すると同じような課題を持つ地域にも広げられるな、とポジティブに捉えていました。
「バード」のサービスが指導する前に最初に取り組んだのが「Axisのやさい」です。地域と直接関わる社会貢献活動のプロジェクトがスタートしました。農家や生産者の方から規格外野菜や余剰野菜を仕入れて、地域で販売する、さらに子ども食堂に寄付する活動ですが、これまで直接的に地域に貢献する活動は会社としても経験がなく何から手をつけていいのか、悩みましたね。
そこで力になったのが「ふるさと納税」の時の人脈です。八頭町の皆さんや個人的に地域で参加していたボランティア活動で知り合った皆さんでした。農家さんが次の農家さんを紹介して下さり、自治体の方や社内でも協力いただきました。農業に関して知識ゼロの私に1から多くの事を教えてくださいました。正直、最初はよくわからない事業だったと思いますが、約20軒の農家・生産者の皆さんが協力を決めてくださり、先日1周年を迎えられたことは感慨深いです。
ーこれまでの6年間の人との出会いが仕事に役立っているんですね?
本当にそう思います。入社を決めた時に、何を言われても、どんな仕事でも「やる」と決心したんです。実際「ふるさと納税」の仕事の時は、自分自身がまだ若く、考え方も幼くて、自治体や周りの人と衝突してしまう場面もありましたが、年々関係性が変化してきたと思っています。今のバード事業もやはり自治体との関係は不可欠ですが、この6年で、自治体の考え方、担当者の方の考え方の変化も感じるようになりましたね。
社長直下の仕事が続く中、地元の経営者と話す機会が多く、個人的にご飯に行ったり、相談に乗ってくださるような方もいらっしゃるので、悩んだり、落ち込んだりした時に全く違う目線でアドバイスをいただいたり、ヒントをいただく事もあります。そういう出会いを築いてこられた事、繋がりを持てたことは財産ですし、本当にありがたいです。
立場に関係なくメンバーと尊敬し合えるチームを目指して
―もし部署を変われるとしたら、チャレンジしてみたい仕事は?
開拓するような仕事を多く経験してきたので、これからは「マネジメント」にフォーカスした仕事をしていきたいです。「バード」は個人向けのサービスなので、トラブルがあった時にフォローが後回しになり、問題が肥大化することは致命傷になります。だからこそ、チームのメンバーとのコミュニケーションを良くとり、「話せない」、「言えない」環境にならないようにしていきたいです。
この1年コロナ禍ということもあり、一部のパートナー企業様や社内メンバーとはほぼオンラインという体制で歩んできました。その中で一緒に業務を進めるメンバー同士が互いに尊敬を抱いていることが伝わることで、話が伝わりやすくなることを感じたので、それは今後も続けていきたいですね。「できない」理由を言わない、何かの課題に対して必ず、誰かしらが提案をするような関係性のチームになっていきたいです。
働く場所を選ばない価値観が浸透しはじめていますが、鳥取で首都圏の仕事に関わる醍醐味や、地元企業やその他の「地方」に還元できると感じる部分について教えてください
リモートワークが急速に広まり、遠隔でも仕事の効率を落とさない仕組みやツールをこの1年多用して、バードのサービス開発に取組んできました。その経験は他部署にも伝えていきたいです。また、リモートワークに限ったことではありませんが、その中でも心理的安全性を保って、互いが良い仕事ができるような伝え方も学んだと感じています。メールやチャットだけに頼らない伝え方や、日々15分間という短いデイリーミーティングを行うこと、その中でたわいもない会話をできるような雰囲気作りも部署に関わらず、社内で活かしていけると感じていますし、広げていきたいですね。