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採用ブログ2021.09.06

大切なのは、お客様の声を仲間に伝えて共有すること

システム事業部 システムエンジニア
Tさん 1997年 新卒入社
システム事業部のシステムエンジニアとして、外資系企業オフィスで勤務。営業支援システムのプロジェクトマネージャーとして活躍すると共に、システム開発やシステム保守において、若手メンバーの育成にも力を入れている

―今の仕事のやりがい・苦労したこと、楽しいと感じるところについて教えてください。
現在は、外資系企業の営業支援システムのプロジェクトマネージャーを担当しています。普段はお客様のオフィスで保守に関する窓口として、ユーザーの声を直接聞ける環境で勤務しています。システムに関する不具合やサポートが必要な方からの問い合わせが多いことは確かですが、「助かりました!」と改善に対してすぐに反応の声をいただけることがやりがいです。
以前の業務では直接お客様の反応を知れる機会はなく、自分の対応について良かったのか、悪かったのか、その後どのように使っていただけているかなど、知ることがないまま日々淡々と業務をしていました。今では良いことも悪いこともすぐに直接知ることができるので、この仕事の面白さを感じています。ある意味では、この年齢になってようやく仕事はどういうことなのか、何のためにやっているのかが、遅ればせながら分かってきたという感じがしています。また、お客様からいただく声や反応をメンバーにフィードバックすることを大切にしています。同じ熱さで喜んで欲しいですし、同じように悔しがったり、悩んだりして欲しいと思っています。

―普段はお客様のオフィスで勤務されているとのことですが、社内とのつながりを感じる機会はありますか?
今年導入された社内ポータルはとても役立っています。オフィスに出社する機会が元々少ない上に、新型コロナウィルス感染症拡大もありリモートワークが定着しているので、社内で起きていることや様子を知るには、この社内ポータルが唯一のツールです。なので、毎日チェックしています。役員やマネージャー陣の投稿があったり、部署ごとにページがあって、個々のプロフィールが写真付きで掲載されているので、「初めまして」の人も「ちょっと知り合いの人」と思えて、声をかけたりできるようになり、ありがたいです。

入社の決め手は“創造性の追求”

―就職先にAxisを選んだ決め手、入社前とのギャップについて教えてください。
高校卒業後、教員を目指して大学に進学しました。しかし、残念ながら教員の道を諦めることになり、就職活動をするも、時期が遅くなったこともあり就職すること自体が厳しい時代でした。そんな中で将来性を考えた時に情報系を学ぶことを決め、一度専門学校に入学しました。それまでは卒業論文もワープロの時代だったので、全く経験はなく専門学校でITの基礎を学びました。就職はIT業界と決めていましたし、できるだけ地元で働きたいという想いもあり、Axisの採用試験を受けました。
希望していた業界というのも大きいですが、私自身は企業理念にとても共感したのが就職を決めた大きな理由です。中でも「創造性の追求」という理念は今でも一番惹かれているところです。私は「創造性の追求」を「正解がない中でよく考えなさい」ということだと捉えていて、そこが好きです。実際に、現在もAxisは色々なことに挑戦していて、その点が企業理念を体現していると感じています。チャレンジできる環境があるということが私にとっては仕事のしやすい環境だと思っています。
実は一度、体調を崩して1週間ほど休んだことがあったんです。お客様にはもちろん、会社にも迷惑になると思っていましたが、当時の上長に「なんでそんなに頑張っちゃったの?そこまで責任を負わなくていいよ」と言葉をかけていただき、「もっと伸び伸びやってよかったのか・・」と思えるようになり、仕事に対してとても前向きに捉えられるようになりました。

-文系からIT系へ転身されていますが、苦労したこととかはありませんでしたか?
最初の10年目くらいまでは、システムエンジニアという仕事に向いていないと思うことの方が多かったと思います。当時はソリューション事業部に所属し、鳥取県を中心に地元企業のシステム開発に携わっていました。シビアなお客様も多く、技術面で知識が足らなかったため、他の情報系を学んで入社しているメンバーについて行くのに必死で、苦戦していましたね。
今の社長に変わってから、技術ができる人だけではなく、文系の人のスキルも大切という文化が少しずつできて、自分自身の価値を認識する機会ができました。システム開発では最初の要件定義が重要で、お客様のニーズや課題を多面的に聞き、把握して提案することが不可欠です。その点においてはシステムエンジニアとしての知識やスキル以上に、コミュニケーション力、ヒアリング力が必要なので、その部分では文系のチカラも必要です。なので、文系だからシステムエンジニアは・・と考えている人にはチャレンジしてみて欲しいですね。

―20年以上勤務していて、変わったところ、変わらないところはありますか?
変化に良し悪しはないと思いますが、変わったところいいますと、利益を追求するという意識が強くなったことでしょうか。入社当時は利益以上に質・内容が追及されていたと感じています。組織が大きくなるうえでは、質を保って、利益を上げることがもちろん必要とは感じますね。
変わらないところは、真面目なところでしょうか。私自身、鳥取県とは近いものの兵庫県出身で、今は都内で勤務しながら鳥取のメンバーとの仕事もしています。「真面目な人」「こだわる人」が多いと感じますね。それが安心にもつながっていると思います。

後編では、若手やチームメンバーへの想いや、お休みの日の過ごし方を聞いています。

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