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お互いにリスペクトし合える関係を創る
システム事業部 システムエンジニア
Sさん 1999年 新卒入社
システム事業部の部長として、各企業で勤務するシステムエンジニアをまとめながら、システムに関するコンサルティングやマネジメントを中心としたプレイングマネージャーの役割も担っている。
―今の仕事のやりがい・苦労したこと、楽しいと感じるところについて教えてください。
仕事をする中で身に付けたITの技術やスキルで、お客様の仕事の流れをスムーズにすることが出来た時はとても嬉しいです。また、そのことでお客様に感謝の言葉をいただいた時はやりがいを感じますね。プロジェクトを進めていく中で、お客様と互いにリスペクトし合えるような関係性で仕事を進められた時に「いい仕事ができた」と感じ、モチベーションにもなります。
1つのプロジェクトを進める時には、他社と協働することもあります。その中で難しい課題や、トラブルが予想されることに関しては、気づいたその時に臆せず先方に伝えることで結果的に良いシステム、いい仕事に繋がると実感しています。どんなことがあっても最後には「あなたと仕事ができて良かった」「Axisと仕事ができて良かった」と言っていただける仕事ができれば、最高ですね。そのためには、苦しいことから逃げないで伝えることも大切だと考えています。
―様々な企業でチームのメンバーが勤務していますが、Axisのシステムエンジニアとして大切にして欲しいと感じていることは何ですか?
システムエンジニアとして、他社に引けをとらないスキルの高さ、豊富な知識を持つということはもちろん大切ではあります。ですが、それ以上に勤務先のお客様の一員として、どれだけ企業に貢献できているか、仕事のパートナーとして対等な立場で業務ができているか、を大切にして欲しいと思っています。あとは、何よりも身体と精神(こころ)を大切に、前向きに働いて欲しいですね。どのような仕事も体が資本だと思います。
―大きな企業にも出向しているメンバーがいらっしゃいますが、Axisを選んでいただいている理由ってなんだと思いますか?
出向先が大手である以上、関わっている業者の数も多く、ある意味でライバルがたくさんいるところにAxisの代表として勤務をしています。Axisのエンジニアを選んでいただいている理由としては、やはりAxisの仲間たちの真面目さ、コツコツと1つ1つのことに丁寧に取り組む、仕事への姿勢だと感じています。正直、スキルや知識という点では上には上がいて、そこで勝負をしても難しいと感じることも多いです。特出すべきものがなくても、他の会社だったら断るようなことも、必ず話を聞いて、一緒に解決するために共に悩み、共に動ける共感力やお客様の一員として二人三脚で動く意識を強く持つことが、信頼につながり選んでいただいていると感じます。
変わろうと思ったら行動すること
―IT業界を目指したきっかけを教えて下さい。
以前、避雷針工事の担当として様々な建設現場で働いていた時期があり、高層ビルの屋上で作業をしている時に、ふとこのままの人生でいいのかな?と疑問を感じることがあったんです。避雷針工事というのは知識も技術も必要ですが、常に命の危険と隣り合わせです。当時の年齢と月給を考えると、一般の会社勤務よりは給与は良かったかもしれませんが、命を考えた時に、一生続ける仕事ではないと考え「変わろう」と思いました。兄が情報系で勤務していたことや、元々パソコンが好きだったこともあり、一念発起して、お金を貯めてIT系の専門学校に入学し、一からシステムエンジニアの勉強を始めました。
―就職先にAxisを選んだ決め手を教えてください。
新卒として就職試験に臨んでいたのですが、その時は既に28歳でした。別のIT企業の採用試験を受けて最終面接の機会を得ましたが、年齢がネックになり落ちてしまったんです。その時に、たまたま、当時その会社の部長とAxisのコーディネーターを兼任されていた現在の相談役に「もしよかったら、Axisで働かないか」と声をかけていただき、今に至ります。
―実際に働いてみて感じたギャップについて教えてください。
就職して、最初に担当したのはとある運送会社のシステムの24時間の保守でした。今の時代からは考えられないかもしれませんが、そういう時代でしたね。短い期間の勤務ではありましたが、体育会系の文化がある企業だったので、しっかりと挨拶をする、身だしなみや礼儀正しくすることの大切さなど、業務とは別に学んだように思います。
また、ある企業で勤務していた時は、熱を帯びたサーバーから火が出るといった予想外の事件も起こりましたね。
後編は、アクシスで20年以上働いてきた歴史について、若手エンジニアに伝えたいことを聞いています。