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採用ブログ2021.06.11

ゼロから育てたシステム。7年間見守り続ける我が子。

オープンプロダクト事業部 R&Dユニット スペシャリストリーダー システムエンジニア
Kさん 2008年 中途入社
オープンプロダクト事業部の技術部門を担うエンジニアをまとめるリーダー。
自社プロダクト「太陽光発電監視計測システム」の設計開発者であり、保守対応をメインに部門全体のソフトウェア等の技術面全般の監修などを担っている。

−現在の担当業務ついて、教えていただけますか?
太陽光発電監視計測システム(以下、SPV)の保守対応業務がメインです。SPVのソフトウェアの設計開発をゼロから担当していたこともあり、全般的な技術面の監修やソフトウェアのバックアップなども行い、何かトラブルがあった際は技術面の最終的な対応をすることもあります。また、保守のチームや部署内の技術的な相談、最終のシステムの確認なども対応しています。対応するために必要な知識やスキルも幅広いため、情報は常にネットなどを確認するようにしていますね。

−システムがリリースされて7年くらいたちますが・・
太陽光が全国的に広まったのは東日本大震災以降でした。自然エネルギーの活用への機運が高まり、国内で爆発的に太陽光発電のシステムが広がっていく中で、アクシスでもシステム開発が始まり、現場に足を運びながら検証を繰り返し、2013年にSPVをリリースしました。今やシステムは我が子のように感じています。SPVのスタートは決して一人でやってきたわけではなく、開発から今まで様々な部署のメンバーに手伝っていただいて出来上がったものです。デザインについてはデザイナーさんに入ってもらい、お客様から「見やすい」と評価いただけています。

-現在、感じている仕事のやりがいや楽しさについて教えてください。
様々な問題やトラブルが起こると原因解明のために調査をします。地道に調査をして情報を集めて、思考を巡らしますが、そういう時はデスクではどうも解決方法が思い浮かばないんです。散歩したり、電車に乗っていたりしながらも頭の中でずっと考えている時間が続きます。そんなもやもやしている時、ふとした瞬間にアイデアがでてくることがあって、大方それが「当たり」なんです。その瞬間が来た時は、楽しいって感じますね。仕事を始めて3~4年は特に感じることはありませんでしたが、がむしゃらに頑張る時期を超えたあたりから、感じるようになりましたね。

日本×海外。ハイブリッドチームでの大切な事とは

―現在の仕事で苦労していることはありますか?
部署が大きくなりメンバーも増えたので、チーム内での連携が以前より少し難しく感じる時があります。それぞれの個性を活かしながら1つのものを作り上げていくので、部署が分散していることや現地契約の海外メンバーもいることから実質的な距離もあり、うまくいくのかなという不安も少しあります。技術者という性格上、細かいところに気が付いて指摘をしてしまうこともあり、反省することも多いです。
そんなこともあって、「教育コーチ」というコーチングの資格を取得し、メンバーの“良くなろう”というやる気を引き出すような講習を受けました。私自身も勉強中です。(笑)

―国際色豊かな部署ですが・・異文化の難しさってありますか?
今チームにはフィリピンのメンバーがいて、テレワークで業務を進めています。半年が経ちましたが、少しずつコミュニケーションはとれるようになってきました。日本だと作業時間等の提出を求めると最低限の時間数を提示する人が一般的に多いですが、外国籍のメンバーは日数的な制限がないと、最大限の時間数を提示する人が多いという違いがあります。それは文化の違いを感じる場面であると同時に、考え方の違いに気づかされる機会でもあります。その違いを良し悪しで判断するのではなく、受け入れることで新しい価値観に出会う貴重な存在でもありますね。

後編では、アクシスに入社するまでのストーリーや、休日の過ごし方などを聞きました。

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