株式会社アクシス

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「ゴールはシステムを開発した先にある」を実感できた4年目の春

ソリューション事業本部 リージョナルビジネス開発部 パブリック&エデュケーションユニット
Kさん 2017年入社
県内自治体関係(教育関係)の業務を担当し、学校現場のICT化に寄与している

「ありがとう」という言葉を直接聞けるからこそ、責任がある。

―「今の仕事のやりがいや、これまで苦労したことなどについて教えてください。
基礎知識や技術を学ぶため、がむしゃらにパソコンとにらめっこしていた3年間を終え、今はプロジェクトリーダーとしてシステム開発をする上での要件定義や基本設計を担当しています。お客さんに直接お会いして、問題や課題を聞いて、解決方法を考え、実現化することが仕事です。直接お会いすることで感謝の言葉をいただけることがやりがいになっていますが、その責任の大きさも同時に感じています。

―エンジニアというと常にパソコンに向かっているイメージですが、実際はどうですか?
3年間はパソコンに向かい合う毎日でしたし、システム開発ってそういう仕事だと思っていましたね。上司の指示の通りにコーディングをしたり、テストをしたり。自分が書いたプログラムはパソコンが起動してくれるので、受け身の仕事が多かったと思います。

―今担当している要件定義や基本設計と違う部分や難しいと感じる部分を教えてください。
プロジェクトリーダーの業務では、お客様と話をするのも、システム開発を進行するのも自分自身なので、自ら働きかける、能動的に取り組むことが求められています。
開発スペシャリストは常に新しい情報にアンテナを張って学び続けることが必要で、それに終わりがありません。プロジェクトリーダーではお客様とのコミュニケーションの難しさを痛感しています。何が問題なのか、本当にシステム開発が必要なのか、どこにつまずいていて、どういうシステムがあれば解消できるのか、その本質の部分をヒアリングすることがとても難しいです。お客様がシステムの仕組みを全てご存知ではない場合も多いので、客観的に整理して話すようにしています。私の理解とお客様の理解に齟齬があれば、それはその後全ての工程に影響しますので、責任の重さを感じますね。

―そのようなコミュニケーション方法はどのようにして身につけたのですか?
今年、外部のコンサルタント企業と一緒に取り組むプロジェクト研修に参加する機会をいただいて、はじめてプロジェクトリーダーとして、要件定義や基本設計の部分を実際のシステム開発のプロジェクトを動かしながら学びました。何もかもが初めての経験で最初は戸惑いましが、ただシステムを作るだけでなく、質問の仕方、お客様の「わからない」部分を整理していくコミュニケーション方法など、様々な視点で学ぶことができました。

―元々、開発エンジニアのスペシャリストではなく、プロジェクトリーダーを目指していたのですか?
学生時代はエンジニア=パソコンにずっと向かっているというイメージでしたし、それが自分に向いていると思っていました。1年目は毎日知らない言語を学び、書いては消すを繰り返していました。日々学ぶことも多く楽しかったです。2年目にお客様を訪問する機会をいただき、課題などを直接伺った時に、ふと自分自身は開発するより、人と話して解決策を考えていく方が好きだな、楽しいなって思った瞬間があって、そのことを上司に伝えていました。その甲斐あってか、この春の研修に参加させてもらえたのだと感謝しています。

他の仕事にも興味はあるけど、今は何よりシステム開発が一番

―部署が変われたら、チャレンジしたい仕事はありますか?
考えてみたんですけど、これ、本当に難しくて笑
1日体験できるなら、管理とか広報の仕事ですね。いつもお世話になるばかりで実際の業務は知らないので。でも、お試し体験で十分です。
今はプロジェクトリーダーの仕事がやりたくて。やっと基礎が理解できて、仕組みがわかってきて。がむしゃらにしかやってこられなかったことに道筋が微かに見えてきたところなので、今年研修に参加できたことも大きいんですが、今はしっかりそこで学んだこと、身につけたことを頑張りたいですね。

後編では、就職活動や大切な同期との関係など仕事以外の一面を掘り下げます。

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