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ドローン活用の買物代行・災害輸送・フード配送に協力 過疎地域の人と小売店をスマート物流で繋ぐ 3月20日(月)八頭町で実施の実証実験に「Bird」が参画
- 2023/03/10
- プレスリリース
ドローン活用の買物代行・災害輸送・フード配送に協力 過疎地域の人と小売店をスマート物流で繋ぐ
3月20日(月)八頭町で実施の実証実験に「Bird」が参画 ラストワンマイルの先を見据えた配送の可能性に挑戦
~交流促進・見守り機能を見据え、地域コミュニティを起点に~
本実証実験は、八頭町(町長:吉田英人)と株式会社シーセブンハヤブサ(鳥取県八頭郡八頭町 代表取締役社長 CEO:古田琢也)及び株式会社鳥取銀行(本店:鳥取県鳥取市 取締役頭取:入江到)が推進する「八頭未来の田舎(まち)プロジェクト」(2021年10月25日連携協定締結)(以下、未来の田舎PJ)がテクノロジー×コミュニティによる地域課題解決に向けた実証実験第2弾として、セイノーHDグループで宅配サービスを通じて買い物弱者の解決を目指すココネット株式会社(東京都中央区)、物流特化型ドローンの社会実装に取り組む株式会社NEXT DELIVERY(山梨県小菅村)と共同で実施されるものです。
セイノーHDグループのココネットは、各地で実施されるスマート物流の実証実験を全国規模で展開する宅配サービスのネットワークで支えています。今回の実証実験においては、そのノウハウをアクシスと共有することで、地域に根差したプラットフォームである「Bird」のITと配送を活かした中山間地域のスマート物流の実証実験を支援いただきます。
<実証実験イメージ図>
名称:「過疎地域等における無人航空機を活 用した物流実用化事業」及び
超地域密着型生活プラットフォーム「Bird」により配送とネット注文を担う実証実験
日時:2023年3月20日(月)10:00 ~ 15:30(終了予定)※天候不順の場合は予備日に実施
予備日:2023年3月21日(祝・火)時間同上
配送拠点:隼Lab.(鳥取県八頭郡八頭町見槻中154-2)
スケジュール・内容(予定):
第1回フライト(災害支援物資)
10:00積込準備 10:10 ドローン飛行開始(隼Lab.グラウンド) 10:25 商品受取(共生しこべの家)
第2回フライト(フードデリバリー及び宅配貨物)
11:00アプリ注文 商品引渡し(カフェ・サン) 11:10ドローン飛行開始(隼Lab.グラウンド)
11:25 商品受取(共生しこべの家)
第3回フライト(買い物支援)
13:00アプリ注文 13:05商品引渡し(サンマート郡家店サービスカウンター) 13:10 Bird車両出発
13:25 Bird車両到着(隼Lab.駐車場) 13:30 ドローン飛行開始 13:45商品受取(共生しこべの家)
第4回フライト(拠点間輸送)
14:15商品受取(隼Lab.内SAN) 14:25飛行開始(隼Lab.グラウンド)
14:50商品受取(八東運動公園前広場) 15:00商品積込・飛行開始 15:25商品受取(隼Lab.グラウンド)
鳥取県南東部の中山間地域に位置する八頭町は、2005年に3町が合併し誕生。合併当時は2万人程の人口が、現在は約1.6万人(高齢化率は36%)になり人口減少に伴う様々な課題を抱えています。2017年には、持続可能な未来の田舎づくりの拠点とするべく、閉校になった小学校の建物を活用したコミュニティ複合施設「隼Lab.」を開業するなど先進的な取組を進めています。
今回の実証実験は、中山間地域のラストワンマイルへの輸送手段に、セイノーHDとNEXT DELIVERYが開発・推進する陸上輸送とドローン配送を連結する新スマート物流SkyHub ®のシステムを導入するだけでなく、超地域密着型の生活プラットフォーム「Bird」と連携。地元スーパーや飲食店と連携すると同時に、地域に根差した物流・デリバリー機能を活かします。全国各地で新スマート物流SkyHub®が実施してきた実証実験の中でも、実施エリアの店舗とシステム連携している地域企業と、陸送及びSkyHub ®のネット注文アプリの部分で連携・共同配送するのは初の試みです。これにより、実証実験だけでは終わらないより実現可能な物流網のスキーム化を目指します。
当日は、①局地災害を想定した支援物資輸送②フードデリバリーとの共同配送③買い物代行④道の駅との拠点間相互輸送の4つの実証実験を行います。③では商品を注文すると配送員が店舗で品物を受け取り、物流拠点・ドローン離陸場所である隼Lab.まで陸送。物流・システム面全体での運用オペレーションの効果検証を行い、実装に向けた課題整理等を実施する予定です。
八頭町としては、地域のスーパー・飲食店や物流機能が連携する「Bird」が参画することによって、今回の取組みが実証実験に特化した一時的な取組みではなく、より実用的で継続可能なサービスとなることを期待しています。
アクシスとしても、自治体との連携で中山間地域・過疎地域における配送サービスの継続を図ると共に、将来的には地域経済の発展や見守り機能を兼ねたサービスとなることを目指すなど、地域の交流促進・コミュニティ活性化といったラストワンマイルへの物理的な配送を越えた価値提供を進めてまいります。
物流業界の“2024年問題”に代表される労働力不足やCO2排出量を削減するため、輸送の効率化・モーダルシフトに注目が集まっています。本事業は、CO2 排出量の削減や過疎地域等の物流の効率化・省人化を目的とする、国土交通省が推進する「過疎地域等における無人航空機を活用した物流実用化事業」に採択されています。
■超地域密着型生活プラットフォーム「Bird」
「Bird」は、鳥取が抱える過疎化・買い物難民・中山間地域における配送や見守りといった課題を、ITとリアルを融合したサービスで解決を目指すサービスです。地域の店舗を取り扱うネットモール「トリスト」、フードデリバリー「トリメシ」、処方箋薬の配送「トリメディ」という3つのサービスを1つの配送網で提供する超地域密着型の生活プラットフォームです。
■スマート物流SkyHub(R)
エアロネクストとセイノーHDが共同で進める既存物流とドローン物流をつなぎこみ、地上と空のインフラを接続することで、いつでもどこでもモノが届く新スマート物流の仕組みです。ドローン配送が組み込まれた、オープンプラットフォームかつ標準化した仕組みで、共同配送、買物代行、フード、医薬品配送など地域のニーズに合わせたサービスを提供します。
次のメディアで当社が掲載されました
◆Logistics Today
中山間地ドローン物流実証に参画、アクシス|短報
◆LOGI-BIZ online.
鳥取でドローン活用の買物代行・災害輸送・フード配送実証実験へ、地元のアクシスなど参加
◆DRONE
アクシス、ドローン・ITを活用した配送実験。地域密着型プラットフォーム「Bird」と連携
◆えりまねこ
ドローン活用の買物代行・災害輸送・フード配送に協力。過疎地域の人と小売店をスマート物流で繋ぐ。八頭町での実証実験に「Bird」が参画 。
◆ASCII
アクシスなど、過疎化が進む地方の中山間地域でドローン・IT ・配送を融合したスキームで実施される実証実験を実施
◆Ye-Live(輸送経済新聞社)
アクシス、セイノーGなどと共同で鳥取県八頭町のドローン物流実証に参画
◆ドローンジャーナル
アクシス、八頭町でのドローン活用買物代行・災害輸送・フード配送実証実験に協力