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令和5年入社式 社長挨拶
- 2023/04/07
- ニュース
社会人として自身「付加価値」を高め、活躍する人材へ
皆さん、本日は入社おめでとうございます。
今日の入社式という場面で顔を合わせたこの8名の同期は、一生に一度のかけがえのないメンバーです。この先の研修において切磋琢磨し、お互いを支え合いながら絆を深めていってください。
情報系の知識の有無によって、最初の研修で差を感じることもあると思います。知識がある人は知識のない人をサポートし、教わる人は知識が無いことを引け目に感じて遠慮するのではなく、積極的に質問することが大切です。私自身、社会人にとって「遠慮は一番の損」だと思っています。24歳で起業した時、周りに年下の社長や取引先はいませんでした。そのような環境の中で遠慮していては事業も行えず、会社を大きくすることも不可能なので、当時は10~30歳年上の社長がいる取引先に仕事を依頼し、会社を成長させることができてきたと感じています。ただ、1つ間違えないでいただきたいのは「遠慮」と「謙虚」は違います。謙虚な姿勢で、遠慮はしないことが社会人としての成長には不可欠だと覚えていてください。
これからの時代は、新卒で入社した企業にずっといるということだけではなく、一人ひとりが自分自身の価値を高めながら活躍するステージも変えられる時代です。自分の個性を大切にし、自身の付加価値は何か?に向き合いながらキャリアを創っていき、能力(スキル)を高めることで周りから必要とされるような人材に育っていって欲しいと考えています。
明日から研修がスタートします。研修は学費を払って学ぶ授業とは違い、給与を得ながらITなどの社会人として必要な知識を学びます。研修中の皆さんの給与は、先輩社員が日々働いてお客様に付加価値を提供することで得た対価から支払われます。研修中は楽しい事だけではなく、苦しいこと、難しく感じることがきっとあると思います。先輩社員から与えてもらった研修を受ける機会とチャンスです。
そのことを忘れずに、様々な課題を乗り越えていかなければならないという意識で臨んでください。
鳥取に本社を置くことの重要性、アクシスの価値観
アクシスの本社が鳥取にある意味。それは、単に会社を大きくすることや収益を上げることだけではなく「鳥取と言えばアクシス」と言われるような地域貢献や活性化に対して大きなインパクトを持つことが重要だと私は社長就任時に考えました。首都圏との仕事をしながら、地域のことにもしっかりと取り組む会社でなければならないし、そこに価値を置いている会社であることを社員一人ひとりが認識して欲しいと思います。自分が仕事を通じて付加価値を提供することはもちろんですが、アクシスの一員として地域にも付加価値を提供していくことで、より自身の社会人としてのキャリアを高めていってほしいと思っています。
「地域活性化」や「地域創生」というワードは一見キラキラして見えがちですが、現実は地道で泥臭いものです。アクシスは「物事の本質を知り、常に本質を突く」ことを大切にしています。世間体が良いことだけでキラキラ輝いて見える会社になりたいのではなく、地域の皆さんに真に必要とされる会社になることを目指していることを強く意識してください。
アクシスはそういう価値観を持った会社です。私はもともと鳥取に縁もゆかりもなかったわけですが、そういう会社の社長を引き受けた以上は「当たり前にやるべきこと」と、社長である前にアクシスという組織の一員として活動をしています。皆さんも、今日からその組織の一員です。「当たり前にやるべきこと」を意識しながら日々の行動をして欲しいと思います。
一度きりの人生を、豊かに生きるために
地域の中での活動に関わっていくことは大変なこともあります。
それでも、振返ると自身の人生において、たくさんの「気づき」や「得るもの」があります。私自身は、地域に関わることで異業種の人達とも出会い、様々な地域の方々と関わり、ただ仕事をしていただけでは得られないような豊かさを得られたと実感しています。もちろん、これは人それぞれの価値観なので強制はできませんが、そのような経験を積むことで、自身の価値を高めながら一人の人間としても成長していって欲しいです。
人生一度きりだからこそ、何もしなければ感じられないことや経験できないことに積極的に挑戦してみてください。
最後になりましたが、改めて入社おめでとうございます。今日から皆さんはアクシスの一員です。私も同じ仲間の一人です。
一緒に頑張っていきましょう。これから、よろしくお願いします。