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令和4年度入社式社長挨拶(要旨)
- 2022/04/06
- ニュース
アクシスが担う、大きな役割とは
今日、4月1日は社会的にも様々な制度が変わるなど、新しいスタートの一日です。成人年齢の引き下げ、改正育児・介護休業法の段階的施行、プラスチックごみ削減の義務化のほか、電気料金、物価の上昇など、社会は激動の時代に突入しています。 このような変化の中で、アクシスは現在、更なる成長に向けて歩みを進めています。常に新しい挑戦を続けるアクシスの急激な成長や事業の拡大は、時に非常識な印象を周囲に与えてしまっていることも少なからずあります。しかし、企業にとって成長することは当然のことであり、先駆者として歩みを止めないことで、県内企業を牽引する大きな役割を担っていると私は考えています。
一人ひとりの仕事が鳥取に影響していること
世界が混乱の中にある今、気がついたこと、それは「理念の共有」が人を動かすことです。理念には実質的な距離や文化に関わらず、大きなムーブメントを起こす力もあります。それは、アクシスにも置き換えることができます。本社を鳥取に置き、多拠点で事業を展開することによる、帰属意識、エンゲージメントの低下といった課題が少なからずあります。しかし、直接的にも間接的にも理念を共有することで、場所に関係なく、全ての社員が「鳥取に貢献しよう」と思えるのではないでしょうか。
今日、皆さんにお伝えしたいことは、入社後も「アクシスが何のためにあるのか」を芯に持ち続けることです。会社として大きく成長することがゴールではなく「鳥取の企業を牽引し、企業の力で鳥取を変える会社」という理念に共感して欲しいと考えています。「働く」とは、自分の為だけでなく、誰かのため、世の中のため、顧客のためにあります。「鳥取を離れたら、鳥取と関係がない」のではなく、日々の仕事が鳥取に影響することを理解して、仕事をしていってください。
持ち続けてほしい「素直さ」
ここ数年の新入社員の多くは優秀である一方で、大人しいとも感じます。私自身は若い頃から、自身の意見を言うタイプの人間でした。先輩や上司の言うことを素直に聞くことも大事です。ただ、「素直」にも色々あります。言われたことをしっかりすることも、言われたことに対して、自分なりに考えて、思ったことを発することも素直です。「本当にそうだろうか?」と考えること、世の中の事、お客様の事を考えた時に違和感や疑問を抱いたら、そのことを発する素直さを持って、成長していってください。
最後に
先日、ある逸材に会う機会がありました。20歳で起業し、23歳でその企業を6憶円で売却。現在も大学で学びながら3つの会社を経営する若者です。私の世代の経営陣からすると彼の行動は常識では考えられませんが、世の中にはとても価値のあることです。彼の考え方は私にとって大きな刺激となりました。それくらい、考え方、価値観は時代と共に変化しているのです。その彼と同年代の皆さんには一人ひとりの個性を発揮して、地域に、社会に貢献する人になって欲しいと願っています。そして、最終的にアクシスに貢献する人になって欲しいです。
この激動の時代の中で、変化する「人」のあり方を受け止めて、世代を超えて共に未来を創っていきましょう。